くらし情報『幼いころに右目を失明。松田昌美さんが“ブラインドライター”として「自立」するまで』

2019年2月23日 17:00

幼いころに右目を失明。松田昌美さんが“ブラインドライター”として「自立」するまで

松田昌美さん(32)は頭にヘッドセットをつけ、ノートパソコンに向かっている。真剣な表情で数秒、ヘッドセットの音に耳を傾け、その後、数十文字分キーボードを打つ。また聴く、打つを繰り返す。これが彼女の仕事だ。肩書はブラインドライター。視覚に障害がある人たちによるテープ起こし事業で、彼女はそのチームの発起人だ。

幼いころに右目を失明。松田昌美さんが“ブラインドライター”として「自立」するまで
視覚障害タレント/ブラインドライター松田昌美さん
テープ起こしとは、録音した音源を聴きながらタイピングし、文字に起こした文書資料を作ること。文字起こし、反訳などともいう。1分の音源につき170円で請け負っている。

例えば、雑誌の編集部からの依頼では、数時間のインタビュー音源が送られてくる。

1時間の音源を正確に文字に起こすためには、3〜5時間かかり、集中力と体力を要する仕事だ。昌美さんが起こした文書データは、編集者が実際の記事を書くうえでどのコメントを抜き出すか検討するための資料として欠かせないもの。

テレビ局が番組で流す字幕を作るために依頼してくることもある。

「テレビ局は“明日までに”とか、急な依頼が多くて大変ですが、著名人や有名人のインタビューは“あ、この人知ってる!”って聴きながらテンションが上がるし楽しいですね!」

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