くらし情報『貴闘力と振り返る平成の大相撲「若貴フィーバーの時代は両親のチケットも取れず」』

2019年3月1日 08:00

貴闘力と振り返る平成の大相撲「若貴フィーバーの時代は両親のチケットも取れず」

貴闘力と振り返る平成の大相撲「若貴フィーバーの時代は両親のチケットも取れず」
兄弟で横綱となり、相撲ブームを牽引した若乃花と貴乃花。当時、老若男女がふたりの一挙手一投足を追いかけた
千代の富士が引退した平成3年から、若花田(後の横綱若乃花)、貴花田(後の横綱貴乃花)の兄弟関取が幕内上位で活躍し始めたことで、角界は“若貴フィーバー”に!琴錦、旭道山、舞の海など個性豊かな力士がそろい、大ブームを巻き起こした。

「自分の両親のチケットすら確保できない状態。後援会経由でも手に入らなかった」と笑うのは、現在、全国11店舗の飲食店を展開し、経営者として活躍する元関脇の貴闘力さん。若貴、貴ノ浪、安芸乃島ら多くの力士を輩出した藤島部屋(後に二子山部屋)を支えた名力士のひとりだ。

フィーバーぶりを振り返るうえで、平成4年初場所の貴花田初優勝時のパレードが忘れられないと話す。

「部屋から祝賀会が行われるホテルニューオータニまでの沿道に10万人が殺到して、15分で到着できる距離に3時間かかって。やっと到着したら、時間の関係で10分で祝賀会は終了。乾杯だけで帰ってきた」

名古屋場所の際には、5000人のファンが宿舎として利用していたお寺に殺到し、見学禁止になったこともあったそう。

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