2019年3月19日 06:00
後藤真希の不倫報道が「生々しいのに盛り上がらなかった」2つの理由
しかし、もっと大きいのは彼女以外の登場人物が“素顔が出てこない一般人”だということだ。
’13年に同じく元モーニング娘。の矢口真里が“クローゼット不倫”が発覚したときの衝撃は計り知れなかった。というのも、当時の夫が俳優の中村昌也であったし、不倫相手がモデル(現在は一般人として矢口と再婚)だった。
顔を知っているだけに、想像しやすいという点もあったのだろう。騒動に関わる男性がふたりとも一般人だと、どうしても記事のディティールが薄くなってしまうところがある。
加えてもうひとつ、“不倫報道”があった場合、そのあとにゴタゴタが起き、裁判になって泥沼化したり、何かしら広がりが出てくる。しかし今回は記事が出た時点ですでに裁判にまで発展している。
さらに後藤がその事実をすべてを認めて、
《夫と度重なる話し合いの末、こんな私を許し受け入れてくれ、夫婦として時間も増えました》
と、自身のブログで謝罪したため、これ以上の広がりが望めなくなっている。そのため、週刊誌などが後追いしようにも、新しい内容や切り口を見つけにくいのだ。
『文春』の記事にあった〝夫のDV疑惑〟について、
《当時の私自身が夫婦喧嘩を過度な表現にしてしまい、相手との軽率なやりとりから誤解を招く内容となり、大変反省しております》
と触れたことで「夫に書かされているのでは?」
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