くらし情報『自閉症の息子をもつ母がたどり着いた「普通」という呪縛からの解放』

2019年4月6日 11:00

自閉症の息子をもつ母がたどり着いた「普通」という呪縛からの解放

ウソもつかないし、素直だし、すっごく楽しいですよ」

いとおしげにわが子を見つめる表情からも、勇太君のことが可愛くてたまらない様子が伝わってくる。

「抱っこしてあげようか?」

大きくなった息子にそう声をかけると、照れた感じで拒絶されてしまう。

「僕は赤ちゃんじゃない!」

それでも、立石さんはうれしそうだ。

「だって、これって会話じゃないですか。昔は私の言ったことをオウム返しするばかりでしたから、“ああ、すごく成長したな”と。健常児なら気づかず通り過ぎてしまうようなことでも、成長を感じて感動できるんですよ」

勇太君が6歳から12年間通った放課後デイサービスのスタッフ、松本さんと石井さんも「その成長ぶりには驚きました」と口をそろえる。

通い始めた当初、ひんぱんにパニックを起こし自閉症児のなかでも症状は重かった。それが徐々におさまり、今ではスタッフたちにお礼を言ったり手伝ったりできるまでになったという。

「自閉症は治るものではないけど、ここまで成長できたのは、お母さんが勇太君のこだわりを認めてあげたことも大きいと思います。普通、トイレにあそこまでこだわっていたら、途中でやめてくれと言ってしまいますよ。

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