くらし情報『「偉大なる普通の人」吉永みち子が、パンダから学んだ “潔い家族論”』

2019年4月13日 13:00

「偉大なる普通の人」吉永みち子が、パンダから学んだ “潔い家族論”

「ある日、トイレで立ち上がれなくなっちゃって、なんか嫌だなと思ったら、そうか死んじゃえば楽になるんだと一瞬、思ったの。弱ってくるとそういうことが冷静に考えられなくなっちゃうのね」

ノンフィクション作家の自分がかつて番組で取り上げた過労死問題を思い出し、自らもその立場に置かれていた現実に、ハッとした。

「なんだ、なんだ、こんなことを考えるのか!と思ったら、“死のうと思うくらいなら辞めたらよかったのに”という発言が、いかに表層的でその人の身になっていなかったかということを知ったのね。

物事を見るときは、ひとつの方向だけでなく、多面的に見ていかないといけないなって。それはコメントするうえだけでなく、生きていくうえですごく大事なことだと思っています」

気っ風のいい語り口に、こまやかな気遣いをあわせ持ち、どんな人にも同じ心で話す人、吉永さんをつくり上げてきたものをたどる。

昭和25(1950)年3月12日、埼玉県で生まれる。出生時に父はすでに60歳と高齢で、母も40歳であった。

「父は結核で家の中で隔離されていて、会ってはダメだと言われていました。母はいつも不機嫌にしていて会話はほとんどなかったですね」

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