くらし情報『《視察件数2年連続1位》塩漬け町有地を“稼げるインフラ”に変えたスゴ腕経営者』

2019年4月18日 17:00

《視察件数2年連続1位》塩漬け町有地を“稼げるインフラ”に変えたスゴ腕経営者

その後、建てられた公共施設部分を紫波町に売却。それ以外は、東北銀行や政府系金融機関からの融資でまかなった。こうして補助金に極力頼らない町づくりを実現させたのだ。従来の公共事業とまったく異なる「公民連携」の取り組みは、一躍脚光を浴びた。

岡崎さんが言う。

「このまま空き地を持ち続けていると、周辺の不動産価値も下がってしまう。これはものすごく恐ろしいリスク。そのうえ人口が減り、1人当たりが納める税収も減っていくと、さらに下落し続けることになります。

そのため、まずは私たち民間と町とで、このままではどうなるかというリスクと、開発後のリターンについて洗い出した。それから、マスタープランはわれわれが案を出すので、行政でインフラ整備を担ってほしいと伝えました」

民間である岡崎さんたちは宣伝や集客を担当。金融機関から資金調達して開発を進めた。そのリスクを負うかわりに収益を得て、納税すれば、町の税収を増やすこともできる。

「土地が塩漬けされた10年間、みんな疑心暗鬼でした。開発なんて誰も信用しなかった。新聞には“黒船”とか書かれ、町民からは“変なものがやってきたな”とさんざん言われましたよ」

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