くらし情報『《視察件数2年連続1位》塩漬け町有地を“稼げるインフラ”に変えたスゴ腕経営者』

2019年4月18日 17:00

《視察件数2年連続1位》塩漬け町有地を“稼げるインフラ”に変えたスゴ腕経営者

帰郷してからも、週末を利用して東洋大学大学院で公民連携を学んだ。いわば街づくりのエキスパートだ。

’09年2月、紫波町長からのオファーで岡崎さんは町の経営品質会議の委員に就任。ここからプロジェクトが本格始動した。

「僕が信じているのはマーケット(市場)だけ。それがいちばんの通信簿です。オガールでホテルをやると言ったときも“こんな場所でホテル事業なんて当たらない”と言われた。でも、稼働率は80%から90%。盛岡市に仕事で来たビジネスマンが使っています」

市内から車で20〜30分、朝食付きで税込み6000円とあって好評だ。

「盛岡にも、そのくらいの料金のビジネスホテルはありますが、夜の食事代は高いし駐車場代がかかる。ここなら駐車場代はタダでコンビニもあり、居酒屋も3件ある。盛岡に泊まると現地事務所の人に飲みに誘われることもありますよね。そういう仕事の延長を嫌う人も増えていますから」

週末はビジネスマンの集客は下がるのだが、バレーボールの合宿が入る。

「だから、これは合宿ビジネスとビジネスホテルを融合させた業態なんです」

いまや「地方創生の星」として称賛を集める紫波町。自治体職員・議員による視察件数は’17年、’18年と2年連続で全国1位を記録したほどだ。

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