くらし情報『2万人に1人の難病を克服し、3階級制覇!“中京の怪物”田中恒成の原動力に迫る』

2019年4月21日 15:30

2万人に1人の難病を克服し、3階級制覇!“中京の怪物”田中恒成の原動力に迫る

2万人に1人の難病を克服し、3階級制覇!“中京の怪物”田中恒成の原動力に迫る
今年3月にWBO世界フライ級王座を初防衛。「進学しても世界一になれることをもっと発信していきたい」
「ボクシングを通じて、優しくて強い男になりたい」

そうはにかむのは、ボクシング現WBO世界フライ級チャンピオン・田中恒成選手。まだあどけなさの残る笑顔からは想像できないが、デビューから世界最速の12戦、国内では史上最年少で3階級制覇を成し遂げた、日本ボクシング界の至宝だ。

「そのわりには、いまいち知名度がないですし、普段は気づかれることも少ないんです(笑)。でも、調子に乗らずコツコツやるしかないですね」

と謙遜するが、“田中恒成”というボクサーは、ただ単にボクシングが強いだけの選手ではない。心の強さにこそ、強さの秘密が隠されている。

実は、小学校入学を間近に控えた6歳のとき、2万人に1人が発症する「ペルテス病」という、大腿骨骨頭が壊死してしまう原因不明の難病を患った過去がある。

「歩き方がおかしかったり、痛みを伴ったりしたので、変だなって。走ったり運動するのが大好きだったので、気持ちとは逆に、自由に動けないもどかしさがありました」(田中選手、以下同)

1か月の入院後、治療として装具を右足に1年間つけての生活を強いられる。

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