くらし情報『私の腕の中で、息を引き取った息子が教えてくれた「言葉のチカラ」』

2019年5月26日 11:00

私の腕の中で、息を引き取った息子が教えてくれた「言葉のチカラ」

私の腕の中で、息を引き取った息子が教えてくれた「言葉のチカラ」
『ありがとう。ママはもう大丈夫だよ ― 泣いて、泣いて、笑って笑った873日』(ライトワーカー)より『ありがとう。ママはもう大丈夫だよ ― 泣いて、泣いて、笑って笑った873日』の著者・武藤あずささんは、普通の母親として次男を出産。しかし突然、わが子の余命宣告を受けます。最愛の息子との限られた時間を、どう幸せに生きるか。苦しみながらも、たどり着いた先に見えたのは「言葉のチカラ」でした。生きる意味を教えてくれた、ある家族の物語――。
「明日がヤマかもしれません……」

まだ1歳7か月の息子・優司の人生が、明日で終わってしまうかもしれない。お腹を痛めて産んだわが子が、自分よりもずっと早くこの世からいなくなってしまう。この子がいなくなったら生きていけない。私は強烈な絶望感に目の前が真っ暗になりました。

でも、誤解を恐れずに伝えたいことがあります。

「息子が私の腕の中で息を引き取ったとき……私は幸せでした」

■息子との時間で気づけたこと

わが家は私、夫、長男、次男の4人家族。次男は生後1か月で肝臓に疾患が見つかり、世田谷区にある国立成育医療研究センターに入院していました。その後、私の肝臓を移植する生体肝臓移植をおこない、なんとか一命をとりとめたのですが、今度は原因不明の肺の病気にかかり、自力で呼吸ができないため、人工呼吸器をつけることになってしまいました。

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