2歳年下の弟のいる4人家族。父・博和さんは早稲田大学ラグビー部OB、母・和子さんは体育教員というスポーツ家系で、幼少期から運動は大好き。倉敷市立菅生小学校時代は水泳や陸上クラブに通っていた。
出生時に3900グラムあった彼女は、生まれつき大柄だった。なんと小5で170cm、小6で180cmに達していたという。
「普通の女の子は“背が高すぎるのは嫌だ”と感じるかもしれないけど、両親は身長が高いことを喜んでくれたので、自分自身は気にせず育ちました。ただ、さすがに180を超えたときは“まずいのかな”とは思いましたけどね(笑)。水泳とかをやりながら“いずれバレーボールかバスケットをやりたい”とも考えていて、小5から地元小学校のバレーボールチームに入りました」
運動神経に秀でた少女はメキメキ上達したと思いきや、そうではなかった。スパイクはもちろんのこと、レシーブもトスも思い描いたようにはできない。低学年から始めた子が周りには多く、自分だけが下手くそ。それが悔しくて余計に必死になる。そんな日々を経て、彼女はバレーにのめり込んでいった。
倉敷北中学校時代も「スポーツ中心の生活を送るのは高校からでいい」
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