くらし情報『老いたひとり者は個人として認めない? 貸金庫申し込みで見えた厳しい現実』

2019年5月19日 17:00

老いたひとり者は個人として認めない? 貸金庫申し込みで見えた厳しい現実

1986年『女が家を買うとき』(文藝春秋)での作家デビューから、71歳に至る現在まで、一貫して「ひとりの生き方」を書き続けてきた松原惇子さんが、これから来る“老後ひとりぼっち時代”の生き方を問う不定期連載です。

老いたひとり者は個人として認めない? 貸金庫申し込みで見えた厳しい現実
※写真はイメージ第13回
70歳過ぎると人間扱いされない!?
世の中が物騒になってきたので、大事な権利書などは、貸金庫に入れておくほうがいいと思いたち、銀行に行った。今どきは、貸金庫を利用する人も多いだろう。空きはないかもしれないと期待せずに窓口に行くと、「空いている」と言われ喜ぶ。しかし、審査をして通らなければ貸すことはできないと言われ、喜びは吹き飛んだ。

お金を借りるわけではないのに審査がある?何の審査?貸金庫の年間使用料は2万円ほどだ。腑(ふ)に落ちないが申し込むことにした。

申込用紙が渡され、名前、住所などを記入していると、「代理人」という項目があったので、聞くと、本人に代わる身内の人の名前と連絡先を書け、というのだ。何十年もの長きにわたり、金利ゼロでも預金してあげているのに、身内の代理人を立てないと貸金庫も借りられないとは、どういうことか。安倍政権になったせいか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.