くらし情報『夫婦で貫いた妥協なきスピリット、下町にある「人が育つ」カフェ』

2019年5月25日 13:00

夫婦で貫いた妥協なきスピリット、下町にある「人が育つ」カフェ

夫婦で貫いた妥協なきスピリット、下町にある「人が育つ」カフェ
カフェ・バッハ』田口護・文子夫妻撮影/伊藤和幸
「いらっしゃいませ」

カフェ・バッハ』のドアが開き、一歩足を踏み入れると、スタッフ全員からの心地よい挨拶とコーヒーの豊かな香りが迎え入れてくれる。

18世紀ドイツで活躍したバロック音楽の作曲家、バッハをはじめとしたクラシック音楽を聴きながら、丁寧に抽出されたコーヒーと本格ドイツ菓子を楽しむ優雅な時間。カウンターの壁には自家焙煎豆がずらりと並び、磨き上げられた焙煎機が鎮座する。

■バッハが生み出したもの

1968年、東京の下町、浅草からほど近い山谷(現・台東区日本堤)に開店し、昨年、開業50周年を迎えたカフェ・バッハ。山谷は戦後日本の復興を支えた労働者の町だ。東京五輪前には約1万5000人の日雇い労働者が集まった。現在は酔っ払いの姿も見られなくなり、観光地へのアクセスもよいため、外国人観光客が訪れる美しい町となっている。

この土地で半世紀。地域とつながり愛されるカフェを営み、卓越した焙煎技術と開発にかける情熱で日本のコーヒー界を牽引してきた。それが、田口護・文子夫妻である。

カフェ・バッハには毎週のように日本各地、そして海外から、視察が訪れる。

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