くらし情報『阿川佐和子「そうか笑い話なんだ」で気づいた、認知症の母との明るい介護生活』

2019年6月10日 05:00

阿川佐和子「そうか笑い話なんだ」で気づいた、認知症の母との明るい介護生活

と友人に話すとみな笑うし。「そうか、笑い話なんだ」と思うと気が楽になります。

■たまに“ズル”をしたほうが優しくなれる

――介護と仕事のやりくりや、認知症の症状への対応に悩んでいる方も多いかと思います。心が折れずに介護を続ける秘訣はありますか。

介護は子育てと違って、未来は衰えが進むばかり。認知症の治療も進行予防でしかありません。日々、理不尽なことも起こります。うちではないけれど、いちばん尽くしに尽くした嫁が嫌われて、たまにしか帰ってこない娘にあれこれ言われるとかね。仕事との時間のやりくりもたいへんです。

でも以前、私が友人からの食事の誘いを介護を理由に断ったら、「介護は長丁場。吐いたほうが楽になるわよ!」と言われました。ふつうの主婦は実の親、舅(しゅうと)、姑(しゅうとめ)と次々とくるから、心身がもたないって。私も切羽詰まると「キーッ」って怒りっぽくなりますからね。(笑)

なので、母の頼みを「仕事だから」と断って、ゴルフに出かけたりもします。そんなふうに、たまに“ズル”しても息抜きの時間を作ることは大事ですね。そして、少々うしろめたい気持ちになるくらいのほうが、母に優しくなれるんです。

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