くらし情報『元宝塚の女社長「考え方がマリー・アントワネット」と言われながらも『カリカリ梅』救う』

2019年6月21日 08:00

元宝塚の女社長「考え方がマリー・アントワネット」と言われながらも『カリカリ梅』救う

「実は1度、企画が頓挫したことも……。当時は、難消化性デキストリンの効果をわかりやすくうたう方法が“特保”しかなく、時間や費用、難易度を考えると厳しかったんです。社内で、時期尚早との判断が下されました」

しかし、’15年に機能性表示食品制度の開始により、プロジェクトも復活。

「人工甘味料は使わず、チョコ好き女性に納得してもらえる味が自慢です」

ナチュラルでキュートなパッケージには、女性ならではの心憎い工夫も。

「職場で男性は特保などのお茶を堂々と飲む一方、女性は隠しながら飲む人が多いという調査結果が。気恥ずかしさに応えるべく“脂肪や糖の吸収を抑える”の効果文句は、開封すると“脂肪や糖”の部分がきれいに切り取られます」

職場のデスクに置きっぱなしでも、余計なツッコミが入らない。かつ、手につきにくい。仕事中に息抜きに、ポイポイと口に運べるうえ、途中でストップできるジッパー付き。女性の心をがっちりつかみ、発売1年で計画の約3倍、1200万個が爆売れした。

■働く女性の悩みに寄り添う新商品

ミルクに加え、ビターを’17年秋に発売したころ、前担当者から犀川さんにバトンが渡される。

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