くらし情報『熟年離婚を迫られた妻の算段「老い先短い夫の死を待てば、取り分はプラス4500万円?」』

2019年7月19日 18:00

熟年離婚を迫られた妻の算段「老い先短い夫の死を待てば、取り分はプラス4500万円?」

熟年離婚を迫られた妻の算段「老い先短い夫の死を待てば、取り分はプラス4500万円?」
※写真はイメージです
近年、人生の老い支度を意味する「終活」の2文字を耳にする機会が増えたが、場合によっては「妻の存在」すら身辺整理の対象になりうるようだ。実際のところ、「突然、離婚だと言われ困っている」と相談しに来る初老の女性は一定数、存在する。宮迫洋子さん(59=仮名)もそのひとりだ。「夫と一緒にいれば老後も安泰」と思っていた洋子さんには青天の霹靂だった。

■離婚と死別、取り分が多いのは?

「今の生活を保証するから、いいだろ?」

と、夫(71=年収1200万円)が離婚を迫ってきた。決して老い先は長くないのに、なぜ夫は離婚を切り出してきたのか。

「自分の死後、妻が実家を売り払って母を追い出したり、退職金で遊び回ったりするのは許せない」

それが夫の本音ではないか、と洋子さんは言う。

夫は宮迫家が代々守ってきた財産(実家の土地建物、墓や駐車場など5000万円相当)を父から相続した。母(93)は健在だ。夫と母が亡くなった場合、夫婦で築いた財産だけでなく宮迫家の財産も洋子さんと息子(30)で折半する。夫がどんな遺言を残しても妻には遺留分があるので一切、相続させないことは不可能。一方、離婚すれば元妻の相続分はゼロだ。

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