くらし情報『「地図にない村」は閉塞感の裏返し? ネット社会の都市伝説の行方』

2019年7月27日 16:00

「地図にない村」は閉塞感の裏返し? ネット社会の都市伝説の行方

「地図にない村」は閉塞感の裏返し? ネット社会の都市伝説の行方
※写真はイメージです
世の中には時として、不思議な噂が流れることがある。

’70年代の終わりには学校帰りに「私、きれい?」と尋ねてくる口裂け女。大地震の前に現れるという地震雲。最近では、さまざまな理由で存在が秘匿され、入ったら戻れない“地図にない村”など。

『都市伝説』という言葉でくくられる、真偽不明の“ニュース”は、オカルトから自然災害系までさまざまな形をとる。時代と場所を問わず、自然発生的に出てくる『都市伝説』の正体とは─?

■知らない場所があったら、楽しい

東日本大震災の被災地でのタクシードライバーの霊体験などを学生が取材、検証した東北学院大学教授の社会学者、金菱清さんに語ってもらった。

「“地図にない村”について、『都市伝説』ということは明かさずに学生266人にアンケートをとってみました。結果、その話を聞いたことがあるという学生は、96人で約36%。漫画やアニメ、YouTubeで、というのが多かったです。

そして、この話を信じるか、という問いには約48%の127人が信じると答えました」

信じないと答えた学生は、今の最先端技術で見つからない場所はない、グーグルアースで地球上すべての場所を撮影できる、といったことを理由に挙げているという。

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