くらし情報『樹木希林さんの「言葉」が上半期ベストセラー1位、いまだに売れ続けるその理由』

2019年7月28日 13:00

樹木希林さんの「言葉」が上半期ベストセラー1位、いまだに売れ続けるその理由

樹木希林さんの「言葉」が上半期ベストセラー1位、いまだに売れ続けるその理由
樹木希林さん’18年9月にこの世を去った女優の樹木希林さん。生前のインタビューや発言がまとめられた『一切なりゆき 樹木希林のことば』(文藝春秋)が120万部を突破し、2019年上半期ベストセラーの第1位に輝いた。今もなお希林さんさんの言葉が老若男女問わず、現代人に響くのか──。その理由を『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』など人気番組を多数担当する放送作家・樋口卓治が考える。
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かつて永六輔さんは、人の死は1度だけではありません、と語った。最初の死は医学的な死。死者を覚えている限り、その人の心の中で生き続け、最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき、だという。

樹木希林さんの言葉を綴った本が売れている。読者は珠玉の言葉たちを体に染み込ませ、それを誰かに伝える。その循環が繰り返されているうち、希林さんは生き続けている。

希林さんの言葉は名言というより、面白い。夫の内田裕也さん関連の書籍、娘の内田也哉子さんのエッセイと一緒に読むと、さらに面白さは倍増し、深みを増す。自分の身に起きることを、憂うのではなく面白がっている。その生き方は舌を巻くものばかりだ。

■面白いに品を感じる

『舌を巻く』を辞書で引くと、「相手に圧倒されて、驚く、感心する」

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