2019年8月2日 12:00
加藤浩次、“矛盾”のリスクを冒してでも初志貫徹の姿勢を崩さない理由
加藤浩次
世の中を騒がせた事件やスキャンダル、はたまたちょっと気になることまで、各分野のエキスパート“セキララアナリスト”たちが分析(アナリティクス)!ニュースの裏側にある『心理』と『真理』を、解き明かしてご覧にいれます。
■感情的に見える狂犬の行動
しかし終始一貫して、“まじめでまっすぐ”?
宮迫博之と
田村亮の記者会見に端を発した吉本興業のお家騒動。7月22日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)でMCの
加藤浩次が「経営陣が変わらなければやめる」と啖呵(たんか)を切った直後、ネット上では称賛の声があがった。しかし“加藤の乱”ともいわれている一連の騒動は、本人が矛を収める形で収束に向かいつつある。どうしてこんな行動に出たのだろうか、加藤のパーソナリティーに迫る。
「一部、『感情的な行動が男気』など懐疑的なコメントもありましたが、むしろそのネガティブな言葉こそが、今回、加藤さんの“男を上げた”キーワードです。吉本芸人は会社に雇われているわけではない“弱者”であり、自らの進退をかけて噛みついた加藤さんは、保身で嘘をついた宮迫さんらとは真逆の言動で対照的。また世の風潮として、無駄に波風を立てる人は迷惑ですが、白い目で見られるリスクも背負った。
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