2019年8月22日 21:00
中村倫也のタトゥーが話題、リスクを恐れず放送した強い “原作愛”
昨年の8月には、タレントのりゅうちぇるさんが妻と子どもの名前を肩に入れたことを公開し、賛否両論を集めるなどタトゥーをテレビで公開するリスクはそうとう高いと言えます」(テレビ局関係者)
そんなリスクを負ってでもドラマでタトゥーを画面に登場させた背景って……?
「プロデューサーが、関係各所に“原作を忠実に再現するためにも、タトゥーの演出をそのまま生かしたい”と強い原作愛を見せ、説得をしたとのことです。“安良城ゴン”というキャラクターを形成する重要な要素のひとつであることや、原作者との関係性もあり、納得してもらえたそうですよ」(制作会社関係者)
コラムニストの木村隆志氏いわく、昔と比べるとタトゥーを映すことへのハードルは低くなっているという。
「アーティストやクリエイティブな職業の方が、タトゥーを公開している光景はよく見られるようになりましたが、ドラマの演出という点では新しいと思います。ゴンは“つかみどころのない不思議な人”という設定で美化されているキャラクターではありません。タトゥーを映すことで、結果的に何かを助長する形になることがいちばんのリスクともいえますが、彼のキャラクター的にも違和感なく見ることができるのだと思います」
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