くらし情報『白鵬・千代の富士・北の湖の髷を結ってきた、相撲界の“生き字引”に聞く「横綱秘話」』

2019年9月7日 21:00

白鵬・千代の富士・北の湖の髷を結ってきた、相撲界の“生き字引”に聞く「横綱秘話」

で、十両、幕内に上がると取り組みのときなどで「大銀杏」を結ってもらえる。頭の上にのった髷が銀杏の葉のように見えるから大銀杏と呼ぶ。

そんなとき、誰かの「同期は大銀杏をやってるのにねぇ」と意地の悪い言葉が耳に入り、積もり積もったものもあって、床蜂さんは悔しさのあまり部屋を逃げ出してしまったという。

「実は入門してすぐにも逃げたことがあるんです。自分、小さいでしょう?周りがデカい人ばかりで怖くなってね。だから、それが2回目。自分には才能がない、床山は向いてないんだと思いました。ところが自宅に戻ったら、家の前に見たことのある車が止まってる。親方の車です。慌てて裏口から入って二階に上がり、エンジン音がしたから帰ったと思って下りて行ったらバッタリ。部屋に戻りました」

稽古が厳しくて逃げ出した力士の話はよく聞くけれど、床山が逃げ出した話は初めて聞いた。しかし、部屋に戻った床蜂さんはそこから悔しさをバネにして修行に励み、18歳のとき初めて関取の大銀杏を結ったのが「朝日山部屋にいた琉王という力士で、その後、2年ぐらい結わせてもらってました」。

そうして徐々に腕を上げていき、ついに横綱の大銀杏を結うときがきた。

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