くらし情報『「早く死んじまいたい」老人ホームの入居者たちが決して語らない“本音”』

2019年9月11日 21:00

「早く死んじまいたい」老人ホームの入居者たちが決して語らない“本音”

「早く死んじまいたい」老人ホームの入居者たちが決して語らない“本音”
※写真はイメージ「女性ひとりの生き方」をテーマに執筆を続け、1000人以上の孤独老人を見てきた作家の松原惇子さん。新刊『孤独こそ最高の老後』(SBクリエイティブ)では、孤独は「敵」ではなく「強力な味方」であり、孤独から逃れようとするほど不幸になると訴えています。そんな松原さんが数々の老人ホームの取材を通して見た実態とは──。
◇◇◇

「死にたい!」「殺してくれ!!」……。某介護付き有料老人ホームは、夜になると静かで暗い部屋に、叫びともいえるうめき声が行き交う。全国展開している大手のこのホームは、完全に老人の姥(うば)捨山になっていると、パート職員の男性は語る。

「どの人も、家族が来るのは最初だけ。次に来るのが、死んだときですよ」

■孤独を避けようと、老人ホームに行くと……

ホームがいつもと違う明るい雰囲気になるのは、見学者や関係者の訪問日だけだ。その日は、ホーム側の意向もあり、入居者たちは、「こんにちは」とニコニコと挨拶をするので、誰も彼らの本当の気持ちを知ることなく帰る。老人は決して語らないが、老人なりに気を遣ってお世話になっているのだ。

職員が帰った後の夜のホームでは、死を待ちながら暮らしている人が息をひそめて寝ているのかと思うと不気味だ、と彼は話す。

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