2019年9月12日 16:00
ディーン・フジオカ、憧れの中井貴一と語り合う「総理大臣になったらやりたいこと」

中井貴一とディーン・フジオカ撮影/高梨俊浩
中井「1回でいいから、総理って呼ばれたい気持ちってない?」
ディーン「ハハハ!わかります(笑)」
中井「そんな気持ちがあったから、今回“総理!”って呼ばれたのがちょっぴりうれしかった(笑)」
三谷幸喜監督、待望の最新作『記憶にございません!』がいよいよ公開。舞台は政界だが、「政治のことは何ひとつわからなくて大丈夫」と笑顔を見せるのは、主人公となる“記憶喪失の総理大臣”を演じた中井貴一。そんな彼を厳しくもかいがいしく支える秘書官を、三谷作品初参加となるディーン・フジオカが演じている。
■ファンタジックな三谷作品
ディーン「最高峰の現場を経験させていただきました。役者としてまだまだ勉強しなきゃいけない、修業を積まなきゃいけないということを改めて感じて。(中井主演の映画)『ビルマの堅琴』を見ていたのを鮮烈に覚えていて、そんな中井さんが隣にいるのが、今でも信じられないです」
中井「そんな(笑)。僕は正直、ディーンくんって近寄りがたい方なのかなって思っていたんです。何でもクールに“はい、そうです”って答えちゃうような。でも違った。お芝居をすると相手の本性って見えるんですよ。
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