くらし情報『41歳の若さで“完璧な終活”をしてこの世を去った金子哲雄さんの妻が伝えたいこと』

2019年9月20日 20:00

41歳の若さで“完璧な終活”をしてこの世を去った金子哲雄さんの妻が伝えたいこと

「私は夫が用意してくれたレールに乗って、通夜や葬儀を執り行いました。いわば代行ですよね」

昨年、七回忌を終えた。現在、稚子さんは“終活ジャーナリスト”として活躍している。哲雄さんの生きざまを支える中で、死がタブー視されることで起こるさまざまな課題に気づいたからだ。意外なことに、稚子さんは終活でやるべきことは、わずか2つだと断言。

「命の限りが見えたときに、自分はどう生きたいのかを決めること。そしてお金やものの行方を決めること。私はこの2つで十分だと思っています。なかなか大変ですけどね(笑)」

とはいえ、2人のように死までの期間を前向きにとらえられるか否かは、夫婦関係にあるという。

「仲が悪かったご夫婦ほど後悔が多いんです。“もっとこうしてあげればよかった”と。逆に夫婦仲がよかった方は、配偶者を亡くしたあと、その後の人生を前向きに生きられていますね」

恋愛や再婚をする人も珍しくないという。

「夫婦として深く関わった満足感があるから、後悔がないんです。ですから、終活を究極まで突き詰めると、“配偶者と本当に仲よくなること”だと言えますね。仲よくできない相手なら、離婚してもかまわないんじゃないかと私は思います。

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