くらし情報『女性アスリートの間でタブー化する苦しみ、「やせすぎ」「無月経」の後遺症』

2019年9月27日 16:00

女性アスリートの間でタブー化する苦しみ、「やせすぎ」「無月経」の後遺症

女性アスリートの間でタブー化する苦しみ、「やせすぎ」「無月経」の後遺症
現役時代の村田由香里さん。40キロ台の体重で競技を続けた
「美人でしょう」「ド根性フラミンゴ」

9月15日、MGC(マラソン グランド チャンピオンシップ)で1位となった前田穂南選手(23)のスラリとしたスタイルを、そう評したマラソン解説者の増田明美さん。

しかし、こうしたマラソン体形の選手はやせすぎで、あるリスクとも戦っているのだ──。

■やせすぎは無月経、骨粗鬆症のリスクが

日本医師会や日本産科婦人科学会などでつくる「一般社団法人女性アスリート健康支援委員会」の理事で、東京大学医学部附属病院女性診療科・産科の能瀬さやか医師は、次のように説明する。

「マラソン界では体重がより軽いほうが有利だと思われています。特に女性選手の場合、やせるためにエネルギー不足に陥り、月経がなくなり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になるリスクが高まっています」

体脂肪が下がると月経異常が起こり、分泌される女性ホルモンの不足が不妊や骨粗鬆症の原因になることは知られている。体重制限がある女性アスリートは、まさにこの危険にさらされているのだ。

実際、女子マラソンでは、シドニー五輪の金メダリストで“Qちゃん”こと高橋尚子さん(47)

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