くらし情報『ゲイタウン・新宿二丁目は世界的にも特別な街「一般社会での“負け”が勝ち札に転じます」』

2019年9月26日 18:00

ゲイタウン・新宿二丁目は世界的にも特別な街「一般社会での“負け”が勝ち札に転じます」

ゲイタウン・新宿二丁目は世界的にも特別な街「一般社会での“負け”が勝ち札に転じます」
新宿二丁目界隈に佇む伏見憲明さん
アジア最大のゲイタウンと呼ばれる「新宿二丁目」。ゲイバーだけでなく、レズビアンバー、女装バーなど約400軒が密集するセクシュアルマイノリティーが集う街。世界最大の多様性を抱えるこの街はいったいなぜ、どのようにしていつごろからそうなったのか──。

◇◇◇

■ゲイバーのはしりは1951年に登場

「二丁目がどうやって生まれてきたのか知ってほしかった。なんでこの街がこんなに個性的で面白い街になったのか。世界的にもほかにない特別な街なんです」

とは、作家の伏見憲明さん。丹念な取材を積み重ねた著書『新宿二丁目』を6月に刊行し、自身もゲイバー『A Day In The Life』を営む伏見さんにこの街を案内してもらった。

「新宿二丁目はもともと江戸時代から“色街”として存在していました。関東大震災で吉原などの遊郭が被害を受ける中、新宿二丁目は被害に見舞われなかった。それで遊郭の街として栄えたんだけれども、戦後、1958年に売春防止法が施行されて赤線としての歴史も閉じたんです。

そのころからゲイバーがぽつりぽつりとでき始めた。戦前、劇作家・脚本家として成功した松浦貞夫という人物が1951年に『イプセン』という喫茶店を三丁目に開店するんです。

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