2019年9月27日 08:00
「オカマとオナベの逆転夫婦です」マキさん・ジョンさんが語る“友情婚”3つの約束

マキさん・ジョンさん
男装のレズビアン・ジョンさん(68)と女装のゲイ・マキさん(61)。日曜の午後に流れる長寿ドキュメンタリー番組でもおなじみの2人だ。現在は第8弾まで放送されていて、お笑い芸人の“みやぞん”が会いたい人に名前を挙げるなど業界内でもファンは多い。
2人とも同性愛者で、異性装であるために、「熟年の逆転夫婦」であり、恋愛関係はないものの、友情でつながっている「友情結婚」の成功例の“第1号”とも言われている。
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■お互いひとりが寂しくなり“友情結婚”へ
ジョンさんは1984年、群馬県前橋市内でスナックを始めた。常連の客とある日、近所のゲイバーに行くと、六本木のゲイクラブ『プティ・シャトー』で“現役早大生ボーイ”として注目を集め、踊っていたマキさんがいた。
「カルチャーショックを受けたんです。歌も踊りもあか抜けていた。毎日通うようになりましたね。アフターにも行きました」(ジョンさん)
お互いの第一印象はというと、
「私が“郷ひろみ、そっくりね”と言うと、“大きな顔の女ね”と返してきたのよ。もう失礼じゃない!?」(マキさん)
「悪意があったんじゃないんですよ。
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