くらし情報『テレビCMに変化! 女優たちが“懐メロカバー”を披露するようになった「広告事情」』

2019年10月20日 04:00

テレビCMに変化! 女優たちが“懐メロカバー”を披露するようになった「広告事情」

「そもそも、テレビのCMで紹介される商品は、日本の人口構成上、若者に向けたものが少ないのが特徴です。お金を持っておらず、人口も少ない若者に向けて宣伝するのは難しいですからね。世の中に流通する商品は中高年向けが主流になっていますから、当然、CMもそうした世代の人に向けたものが中心になります」

CMで流す曲を選んでクライアント(広告主)に提案するのは、広告会社のクリエイターだが、そうした制作側の事情も影響しているという。

「最終的に内容を決定する権限を持っている人は40代が多く、彼らが思春期に聴いた曲を選ぶ傾向にあります。そうした世代の人が知らない新しい曲で流行を作り出していくことが理想的なのですが、人口の大半を占める中高年向けの曲を流すほうが視聴者がノスタルジーを感じやすいんです」(原田氏)
最近の’90年代ブームもこの傾向を後押しする。

平野ノラさんのバブルネタが人気になり、荻野目洋子さんの『ダンシング・ヒーロー』が大ヒットしました。また、紅いリップやワンレングスが人気になるなど、音楽やファッションで、バブル世代に流行ったものが注目される傾向にあります」(原田氏)

メディア文化論が専門の法政大学教授の稲増龍夫氏は、団塊ジュニア世代が懐メロに関係していると話す。

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