くらし情報『アニメ映画『すみっコぐらし』のキャラクターに、声をつけなかった理由』

2019年12月13日 11:00

アニメ映画『すみっコぐらし』のキャラクターに、声をつけなかった理由

その人気の理由は“かわいい”ということだけにはとどまらないようだ。映画の記事を多く執筆するライターの井中カエルさんによると、大人の心に刺さる映画になった理由は、キャラクターたちの個性にあるという。

「かわいい見た目でも、それぞれコンプレックスを抱えているというところが魅力なんだと思います。例えば“とんかつ”は、脂身が多すぎて食べてもらえなかったり、“にせつむり”は、カタツムリに憧れて殻をかぶって生活しているナメクジ。センターに立っていないキャラクターたちが、スポットライトを浴びながらも、やっぱり“すみっこ”が好きという点が、現代社会に生きる大人たちに刺さるのではないでしょうか」

■“かわいさ”に隠されたメッセージ

映画を配給したアスミック・エース株式会社にも聞いてみると、幅広い世代から支持されている理由に多様性が関係していることを語っている。

「すみっコたちの日常は、異なる性質を尊重して受け入れる究極のダイバーシティーが実現された世界。今の時代に提示するテーマとしても、とても有効だったのではないかと感じています。シンプルなのにいろんな表情が読み取れるキャラクターデザイン、優しさとユーモアとネガティブさの絶妙なバランスは、見る側のいろんな思いを託しやすく多くの人の心をとらえている大きな理由だと思います」

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