2019年12月21日 21:00
クロちゃん安定の“モンスター”っぷりを発揮、シュールすぎる新ビジネスの行方
「『嫌だ』『気持ち悪い』を感じる楽しさがあるんです。やりたい放題のモンスターは倒すべきもので、本当に倒してもそれは正義であって、罪悪感は生まれません。みんなでモンスターを倒したり窮地に追い込むことを共通体験のように楽しめる企画。そこがよりウケている理由のひとつではないでしょうか」(同)
『豆柴の大群』のデビュー曲『りスタート』の作詞はもちろんクロちゃん。MVのYouTube再生回数もうなぎのぼりで、各メンバーが開設したツイッターのフォロワー数も、それぞれわずか2日で10万人に届く勢いだ。突如、現れたアイドル界の「新星」の人気は本物になるだろうか。
「よくも悪くも番組ありきなので、今後のクロちゃんの処遇が運命を握るのではないでしょうか」
と、あるアイドル系ライターは言う。今回のCDはジャケット違いの3形態での発売となり、最も売れた種類がどれかによって、クロちゃんのプロデュース続行、解任、解任プラス罰と、処遇が決定されるというルールが設けられている。
「ある意味、かなりの“ドーピング”ですが、アイドルのCDの新しい売り方が見つかったともいえます。彼女たち4人の人気がどこまであがるかにかかっていますが、長い目で見れば、クロちゃんがプロデューサーを続投したほうが面白いとは思います」
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