2020年1月19日 09:00
長谷川博己、大河ドラマのヘビーな撮影と“座長”に手応え「役者冥利に尽きる」

長谷川博己(c)NHK
「とても早起きになりました。朝は苦手だったんですけど、ロケで朝日を狙って出発するときは夜中の2時半起きとか、そういうのがけっこう続いて、早起きの習慣がついたみたいで。それに戦国時代の武士を演じていると、常に興奮状態になりますよね。いろんなことが起こるので。そういう意味では、当時の人間みたいというか、武将らしくなってきているのかもしれません(笑)」
美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を疾走。やがて織田信長とともに、多くの群雄と天下を巡って争った智将・明智光秀を演じる長谷川博己(42)。大河ドラマ『麒麟がくる』のクランクインから約半年がたち現在の心境を聞いた。
■「座長」としての責任を痛感
「反逆児として信長を殺したという悪いイメージだったり、本当はそうじゃないのではという話があったり。いろいろな説がある人物なので、それをどのように演じるべきか楽しみでした。とにかく撮影はヘビーですし、最初はどういうふうになっていくのかがわからなかったんです。
でも、始まって約6か月がたち、昔のような王道でありながら、すごく新しくて同時代性も感じられる。みなさんが期待しているような、戦国時代の大河ドラマができているんじゃないかと。
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