くらし情報『世界の台所探検家、各国の「食卓」で教わった日本に欠けている“真の豊かさ”』

2020年1月18日 16:00

世界の台所探検家、各国の「食卓」で教わった日本に欠けている“真の豊かさ”

世界の台所探検家、各国の「食卓」で教わった日本に欠けている“真の豊かさ”
世界の台所探検家岡根谷実里さん撮影/伊藤和幸
東京・神田の一角にある食堂型ミュージアム『風土はfoodから』の暖簾(のれん)の隙間から光と笑い声が漏れてくる。

ここで「世界一おいしい社会科の時間」のイベント「くしゅくしゅのマジック!ブルガリアの“バニッツァ”をつくろう!」が行われていた。

バニッツァとは、ブルガリアのソウルフードといわれる家庭料理。ヨーグルトやチーズを入れた朝食やおやつの定番である。

3種類のバニッツァを3チームに分かれて作りながら、ブルガリアという国の歴史や風土を知るイベントだ。

■料理を食べながら「土産話」

講師を務めていたのは、料理レシピ投稿・検索サービスの『クックパッド』に勤務しながら、「世界の台所探検家」としても活躍する岡根谷実里さん(30)。

「ブルガリアといえば何を思い出しますか?」「ヨーグルト」「では、なぜ、ヨーグルトが普及したのでしょうか」─。

岡根谷さんが解説する。

「ブルガリアは、かつて社会主義国でした。食料政策で大事なのは、すべての人に良質な栄養源を提供すること。でも当時、肉は生産するのに多くの資源を必要とする高価な食べ物だった。そこで、安価で栄養価も高く、多くの人のお腹を満たせるヨーグルトが国営企業によって作られていったのですね」

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