くらし情報『左半身麻痺の精神科医が、繁華街で「夜だけ」開く診療所を開業した理由』

2020年2月8日 20:00

左半身麻痺の精神科医が、繁華街で「夜だけ」開く診療所を開業した理由

大阪・心斎橋の繁華街、19時に開く精神科診療所がある。患者の7割は女性。「イケイケ」「チャラい」「居酒屋の店員みたい」と評判はどれも精神科の医師とは思えぬものだが、本人はまんざらでもないご様子。取材陣のまじめな質問も茶化すように笑い飛ばしてしまう。しかし、次第に見えてきたのは、研修医時代の大病をバネに「精神科のハードルを下げたい」と身を削りながら一心不乱に患者と向き合う、突き抜けた大志だった。

左半身麻痺の精神科医が、繁華街で「夜だけ」開く診療所を開業した理由
お酒を飲むのも、美味しいものを食べるのも大好きな片上さん。スタッフとの忘年会も年々グレードアップしているという撮影/渡邉智裕
大阪・心斎橋のアメリカ村。古着屋やスイーツ店、ライブハウスなどが軒を連ね、昼夜を問わず若者が集う。

アメリカ村の中心地にほど近い、レトロな雑居ビルの3階。迷路のように入り組んだ廊下の突き当たりに、夜だけ開く精神科診療所の「アウルクリニック」はある。

■診察は平日の19時から23時まで

「どんな感じですか、調子は?前回は“死ぬ、死ぬ”言うてましたね」

院長で精神科医の片上徹也さん(35)がくだけた口調で聞くと、吉田真美さん(仮名)は落ち着いて答える。

「今日は元気です。

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