2020年2月22日 19:00
オーディションにわき毛を描いて臨んだ森田望智、“全裸”から“トップ”までの軌跡

森田望智撮影/矢島泰輔■オーディションは「通過点」
「1年前と私自身は変わっていないけど、街で声をかけられたり、知ってくださる方が増えたのは、すごくうれしいことだと思っています」
連続ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系土曜夜10時)に、看護師の小沢真凛役で出演する森田望智(みさと)。
昨年、世界配信されたネットフリックスのオリジナルドラマ『全裸監督』のヒロインに抜擢(ばってき)され一躍、注目される女優に。AV監督・村西とおるさんの半生を描き、村西監督を演じた主演の山田孝之の相手役で、AV女優の黒木香さんを熱演。作品の評判とともに森田の知名度もアップした。
ヒロイン役はオーディションで射止めた。
「大学生になってからCM、ドラマとジャンルを問わずに、たくさん受けました。でも全然、受からない。“箸にも棒にもひっかかりません”みたいな感じでした(笑)」
経験を重ねたことで心境やオーディションに臨む姿勢が変わった。
「お芝居のうまさとかではなく、求められているのは“この人の演技がみたい”と思わせられる人。それが何かを考えたときに、強い覚悟だったり、例えば歌でも、ただうまいより魂がこもっている人のほうが私自身も好きなので、そういうことを目指すようになりました。
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