くらし情報『直木賞作家・白石一文、初の自伝的小説と「作家の耐久年数」を語る』

2020年3月2日 17:00

直木賞作家・白石一文、初の自伝的小説と「作家の耐久年数」を語る

僕も若いころは“毎日笑って暮らす?ケッ”とか思っていましたけれど(笑)、実はそれがめちゃくちゃ大事で、めちゃくちゃ難しいと、やっとわかりました」

読み進めるうちに、ふと自分の人生を考える。そんな一冊だ。

ライターは見た!著者の素顔

お会いした瞬間に「どうぞよろしくお願いします」と優しく声をかけてくれた白石さん。質問に丁寧に答えてくださる姿はとても素敵でした。サービス精神が旺盛なのか、編集者時代に関わった政治家や小説家のお話までしていただいて、そのお話ひとつひとつが面白く、読者のみなさんにご紹介できないのが残念です。

『君がいないと小説は書けない』というストレートでいて余韻の残るタイトルについては、実は担当編集の女性からの提案だったとのこと。「彼女のコピーセンスを信じています」。ずっとお話を聞いていたい、そんな方でした。

(取材・文/池野佐知子)

・PROFILE・
しらいし・かずふみ1958年、福岡県福岡市生まれ。週刊誌記者・文芸編集者を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー以降、執筆を重ね、’09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第22回山本周五郎賞を、’10年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞。本作は27作目となる。父は小説家の白石一郎。直木賞は初の親子受賞となった。

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