くらし情報『大相撲春場所、無観客でも「開催」へ踏み切った背景に、3月ならではの意義』

2020年3月2日 06:00

大相撲春場所、無観客でも「開催」へ踏み切った背景に、3月ならではの意義

さらにこの3月に行われる春場所には、特別な意味もある。すでにネットのニュースなどでも話題となっていたが、中学や高校、大学を卒業して新たに大相撲界に入門する新弟子の身体測定や内臓検査などが29日に行われ、45人が合格した。彼らはまだ番付表に載らないが、この場所で「前相撲」を取り、5月場所(東京・国技館)からはそこでの成績を基準に番付が決まり、本格的にプロとしてスタートすることになる。そう、今場所はいわゆる「就職場所」なのだ。

と、同時に今場所は「卒業場所」でもある。3月の場所を最後に引退、4月から第二の人生をスタートさせるおすもうさんも多い。就職が既に決まっている人なら、今場所が相撲を取る最後のチャンス。彼らに最後の相撲を取らせてやりたい……そういう意味でも、春場所は是非、開催したい、という思いがあったんだろう。とはいえ、1人でも新型コロナウイルス罹患者が出たら、すぐに中止する勇気を相撲協会には本気で持ってもらいたい。おすもうさんたちはまわしひとつで身体をぶつけ合い、相手との距離も近い。お互いの汗が飛び、顔と顔との密着もある。相撲は「濃厚接触」だ。

感染は瞬く間に広がる恐れがある。

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