くらし情報『虐待サバイバーが読み解く、“虐待する彼ら”に共通する「洗脳」と「孤独」』

2020年3月13日 05:00

虐待サバイバーが読み解く、“虐待する彼ら”に共通する「洗脳」と「孤独」

昨年1月、実父から虐待され、わずか10歳で生涯を終えた栗原心愛ちゃん。2月21日から始まった父親・勇一郎の裁判員裁判では狡猾な小男の素顔が浮かび上がった。なぜ、人は虐待をするのだろうか。虐待サバイバーとして活動する、歌川たいじさんが見た、「虐待する彼ら」とはーー

虐待サバイバーが読み解く、“虐待する彼ら”に共通する「洗脳」と「孤独」
野田市で父親から虐待を受けていた、栗原心愛ちゃんの自転車
私は子ども虐待も、いじめも、さんざん被害に遭いましたので、「なぜ、彼らはあんなにも私を攻撃し続けたのだろう」という疑問を常に抱いていました。

彼らは、感情的で残忍で、幼い私が心身の痛みに泣き叫んでも、攻撃がやむことはありませんでした。誰かに助けを求めると、そのこと自体に激高して、さらにひどく暴力や罵声を浴びせかけてきました。なぜ、あんなにひどいことができたのか。私はいつもいつも、何十年も考えてきました。

■「洗脳」という言葉以外見つからない

虐待もいじめも同じなのですが、加害者たちは「間違ったことをしている」とは微塵も考えていませんでした。“ろくでもない”私に対して、「懲らしめなければならない」「思い知らせねばならない」と、ひとりよがりな正しさに満たされていたように思います。

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