くらし情報『「福島のいま」を伝えるため原発入構は40回以上、ラジオアナウンサーの“現場魂”』

2020年3月11日 18:00

「福島のいま」を伝えるため原発入構は40回以上、ラジオアナウンサーの“現場魂”

《“がんばろう福島”と言われてもむなしく、涙が出た》
震災後、リスナーから届いたそんなFAXをきっかけに“現場”に通い詰めるようになった。権力者にも鋭く斬り込む姿勢で県民から厚い信頼を寄せられる男が、幾度も大学生を原発取材に同行させ、見据える福島の未来とは―。

「福島のいま」を伝えるため原発入構は40回以上、ラジオアナウンサーの“現場魂”
ラジオアナウンサー大和田新さん
「さあ、ラジオ福島のふるさとレポーターのみなさんに、地域の話題をお聞きいたしましょう。今週は南相馬市の上野敬幸さんにお話を伺ってきました」

毎週土曜日、張りのある男性アナウンサーの声が、福島県民に朝を告げる。午前7時から午後1時までの6時間、“ニューシニアマガジン”と銘打つ番組『ラヂオ長屋』のパーソナリティー、大和田新(64)だ。

■心のひだを知りたい、伝えたい

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、被害状況を涙ながらに伝えた。停電の続く部屋で、避難先の車中で、人々は震えながら耳を傾けた。電池で動くラジオが頼りだった。

震災から9年を迎えるにあたり、大和田は津波で両親と2人の幼い子どもを失った上野敬幸さん(47)を真っ先に取材した。震災の半年後に生まれた次女は、小学2年生になっていた。

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