くらし情報『スキルス胃がんを“難治がん”に明記させた夫婦が「あのときに知りたかったこと」』

2020年3月18日 08:00

スキルス胃がんを“難治がん”に明記させた夫婦が「あのときに知りたかったこと」

スキルス胃がんを“難治がん”に明記させた夫婦が「あのときに知りたかったこと」
位牌、遺影とともに並ぶ思い出の写真。美男美女で仲よし、お似合いのご夫婦だ

ピロリ菌治療薬や内視鏡検査、手術技術の向上により、胃がん全体の患者数や死亡数は減少傾向にある。しかし、胃がんの10%前後を占めるスキルス胃がんは、早期発見が難しく、その原因も特定されていない難治がんのひとつだ。

胃壁の中を、砂に水がしみ込むように広がるスキルス胃がんは、診断時にはすでにかなり進行していることも多い。

しかし、その統計すらも存在せず、有効な標準治療法も確立されていないのが現状だ。また、女性やAYA世代(15〜39歳)で発症することも決して珍しくない。タレントの堀江しのぶさん(享年23)、フリーアナウンサーの逸見政孝さん(享年48)もこのがんで他界した。

■“桜は見られないと思ってください”

スキルス胃がんの患者会で理事長を務める轟浩美さんの夫・哲也さんも発見時に医師から、お腹の中に種をまくように広がる腹膜播種(ふくまくはしゅ)という転移を伴っていたことから、手術は不適応(ステージ4)と告げられた。

「夫がスキルス胃がんと診断されたのは’13年。その1年前から何度も胃の不調を訴えて胃カメラなどの検査も受けていた。

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