くらし情報『ネットに広がる “怪しい” がん治療情報、正確なものはわずか1割という恐怖』

2020年3月23日 08:00

ネットに広がる “怪しい” がん治療情報、正確なものはわずか1割という恐怖

ネットに広がる “怪しい” がん治療情報、正確なものはわずか1割という恐怖
イラスト/大塚さやか
コロナウイルスの感染が広がる中、SNS上のデマが発端となり「トイレットペーパーや生理用品が品薄になる」と心配し、ドラッグストアなどに長蛇の列を作る人々──。情報の真偽を確かめずに飛びついてしまうのは、がんに関する怪しい情報でも同様だ。

■科学的に正確な内容で書かれた本はわずか3冊

しかし、がん情報の場合、患者の命を奪うことにもなりかねない非常に危険なリスクを伴う。SNSなどを通じて、医学的根拠のある医療情報を発信し続けるアラバマ大学バーミンガム校脳神経外科助教授・大須賀覚(おおすかさとる)先生も、

「SNSを介して誰でも情報発信できる時代になりました。それに伴って、不正確ながん治療情報もネットにはあふれています」

と語る。日本医大のチームの調査によると、ネットに広がる情報のうちで正確なものはわずか1割ほどと報告されているという。

「ネットで『がん 治療』と検索したり、書店のがん治療コーナーなどに行くと、それらの怪しい治療の情報が押し寄せてきます。専門医ならすぐに怪しいと判断できても一般の方は見抜くことが難しい。たいへん巧妙に宣伝されています」(大須賀先生、以下同)

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