鈴木の今後を本気で考え、叱るべきところは叱る。お笑い界の一流の2人から指摘されたことで、鈴木は“バラエティーに身を捧げすぎている”ことをようやく悟った──。それにしても、彼女をここまで駆り立てていたものとは一体、何だったのか?
■「奈々ちゃんにとって一番幸せになれる場所は芸能界」
「’18年に『エイキョーさん~芸能人の影響で人生変わっちゃいました~2』という特番に出演したのですが、過去に借金地獄に陥っていたという男性が登場したんです。当時彼は『死にたい』と思っていたらしいのですが、“死ぬ前にテレビを見よう”とテレビをつけたときに私が出演していた『うわっ!ダマされた大賞』という番組が映っていて、私が顔にクリームバズーカを浴びている姿を見たそうなんです。それでめちゃくちゃ笑ってくれたらしく」
その男性は鈴木のがむしゃらな姿に感動し、もう一度生きてみようと考え直すようになったという。「私、いわゆる“ヨゴレ”と呼ばれる仕事を“ヨゴレ”と思ってないんです。小さいころから人を笑わせることが好きで、ずっと『私は笑い者でいい』と思っているから。……確かに、“私このままでいいのかな?”と悩んだ時期はありましたよ。
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