くらし情報『「外」ではなく「世間の目」が怖い──ひきこもりが抱く“本当の心境”と正しい接し方』

2020年5月22日 11:00

「外」ではなく「世間の目」が怖い──ひきこもりが抱く“本当の心境”と正しい接し方

「外」ではなく「世間の目」が怖い──ひきこもりが抱く“本当の心境”と正しい接し方
※写真はイメージです
「薄暗い自室から一歩も出ずに、扉の前に食事を用意してもらっているのだろう」「親に甘やかされ、自堕落(じだらく)な生活を送っている。家ではゲームに明け暮れているはず」「働くのが嫌な怠け者。ひきこもり状態に陥ったのは、努力不足の自己責任だ」「何を考えているのかわからない。そのうちに、犯罪でも犯すのでは──」

■“ひきこもり=犯罪者予備軍”はとんだ間違い

『ひきこもり』と聞くと、このようなイメージを抱く人が多いのかもしれないが、これらの印象はまったくの誤解である。

そう指摘するのは、20年以上もの間、ひきこもりの治療・支援ならびに啓蒙活動を続けてきた精神科医の斎藤環氏だ。長年にわたって当事者の臨床にも携わっており、この社会問題における重要な識者のひとりである。

今年1月には、『中高年ひきこもり』(幻冬舎)を出版。昨年に内閣府から発表された「調査の結果、40〜64歳のひきこもり状態の人が全国に61万人以上いる」というデータをふまえ、改めてこの社会問題を解決するための糸口を啓蒙する狙いだ。

この本は全7章で構成されているが、そのうち2章を『ひきこもりをめぐる10の誤解』について割き、世間に広まる誤ったイメージを変えることに心を砕いている。

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