くらし情報『糖尿病・心疾患・がんをも引き起こす歯周病、喫煙や更年期が悪化の大きな原因に!』

2020年4月16日 08:00

糖尿病・心疾患・がんをも引き起こす歯周病、喫煙や更年期が悪化の大きな原因に!

糖尿病・心疾患・がんをも引き起こす歯周病、喫煙や更年期が悪化の大きな原因に!
※写真はイメージです
歯周病とは、歯そのものではなく、歯を支えている歯槽骨や歯肉などの歯周組織が細菌に侵され、破壊される病気です。歯槽膿漏(しそうのうろう)も歯肉炎も歯周病の症状のひとつ。

「歯は、そもそも身体の内部から、歯ぐきを突き破って外部に出てきたものです。その、歯と歯肉の間には“接合上皮”という粘着性のある特殊な細胞が集まって糊の役目を果たし、外界からの菌やウイルスを防いでいます。しかし、この糊はとても弱いため、細菌や食べ物のカスがつくだけで簡単に破けてしまうんです」

と語るのは、歯周病の専門医である宮田隆先生。

口の中には300種類ほどの常在菌が棲(す)んでいます。そのうち7割は善玉菌、残り3割は歯周病菌や虫歯菌などの悪玉菌。この菌の割合が保たれていると、悪玉菌はさほど悪さをしませんが、口腔(こうくう)内が不潔になったり免疫力が低下すると活発に活動を始めます。

「体内に侵入しようとする歯周病菌と免疫担当細胞である白血球が闘うと歯肉炎という炎症状態となります。さらに歯周病菌が増えて白血球が応戦しきれなくなると、歯肉の炎症がさらに進み、深刻な歯周病へと進行します」

重症化すると歯が抜ける要因ともなる歯周病は、実は日本人が歯を失う一番の原因でもあります。

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