くらし情報『死別、災害、挫折……人に寄り添うデザインから生まれた「光と影」の東京五輪メダル』

2020年4月25日 13:00

死別、災害、挫折……人に寄り添うデザインから生まれた「光と影」の東京五輪メダル

「自己表現ではなく、人の役に立つモノづくりがしたい」。阪神・淡路大震災と恩師や身内の死による喪失感から、生粋の芸術家は絵が描けなくなり、デザインの仕事を始めた。大きな挫折と悲しみを乗り越え、生み出したメダルデザイン。そこには、アスリートの努力と険しい道のり、周囲の支え、つらい時期を経験したからこそ輝きが増す栄光、そんな「光と影」が繊細に表現されていた。

死別、災害、挫折……人に寄り添うデザインから生まれた「光と影」の東京五輪メダル
2019年7月、東京五輪のメダルデザイン発表会見で金、銀、銅の実物が披露された(写真/共同通信)■羽生結弦選手の姿に胸を打たれた

津軽三味線奏者である吉田兄弟の演奏と元新体操選手・坪井保菜美さんのダンスパフォーマンスで華々しく幕を開けた2019年7月24日の「東京2020オリンピック1年前セレモニー」。注目のメダルデザイン発表では、トップアスリートが壇上にズラリと並び、まばゆいばかりに光り輝く金・銀・銅のメダルがお披露目された。

「色みが深いですね」とウエイトリフティングの三宅宏実さんが見栄えのよさを絶賛。すでに現役を引退している女子サッカーの澤穂希さんも「もう1度、選手に戻って五輪を目指したくなりますね」と目を輝かせた。

このメダルをデザインしたのは、大阪・天王寺でデザイン事務所『サインズプラン』を運営する川西純市さん(52)。

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