くらし情報『雅子さま、即位後初の御養蚕 小学生時代獣医の夢を持たれるなど“生き物愛”の歴史が』

2020年5月20日 11:00

雅子さま、即位後初の御養蚕 小学生時代獣医の夢を持たれるなど“生き物愛”の歴史が

雅子さまはそのとき、蚕を慈しむ様子で喜んで触られていましたし、美智子さまからの“手ほどき”もあり、今回の養蚕作業もスムーズに行われるだろうといわれています」(侍従職関係者)

そもそも養蚕とは、古くは『日本書紀』に当時の皇妃が豊穣を願う意味を込めて飼育していたという記述があり、その後、明治の昭憲皇太后が養蚕業奨励のために始めたもの。

『平成』で美智子さまがお育てになった日本在来種の蚕『小石丸』の繭で作られた糸は、奈良県の『正倉院』内に保管される宝物模造品の修復にも使われている。

■美智子さまたってのご意向で続いた飼育

「愛子さまと悠仁さまが誕生された際には、美智子さまが小石丸の絹糸で産着を仕立てておふたりにお贈りしたり、一般的な結納にあたる『納采の儀』で、雅子さまに贈られた絹の巻物にも、ご養蚕所の糸が使われたのです。

しかし、小石丸の繭の大きさは普通の繭の半分ほどしかなく、糸になる割合も普通のものが2割に対して1割ほど。
実は’85年には小石丸の飼育を廃止する可能性が浮上したのですが、平成で引き継がれた美智子さまが“繭の形が愛らしく、糸が繊細で美しい。古いものも残しておきたいので、小石丸も育てましょう”と提案されたことで、飼育が続くことになったそうです」

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