くらし情報『知られざる「道路族」被害の闇! 子どものマナー違反から始まり、無視、脅迫…救急搬送まで』

2020年6月18日 08:00

知られざる「道路族」被害の闇! 子どものマナー違反から始まり、無視、脅迫…救急搬送まで

わしいとも思わなかった今野さん。だが、密集した戸建ての室内には、クルマ型の乗用玩具の音、子どもたちや母親の騒ぐ声が想像以上に響く。鬼ごっこやボール遊びで庭に入り込み、花が傷むこともあったが、付き添いの母親は注意することもなかった。受験を控えた息子のため、窓を閉めきり耳栓でしのぐ生活に、今野さんは食欲が失(う)せ不眠が続いた。

何度か話し合い、「迷惑にならない程度の音で遊んでください」と夫は頼んだが、周辺住民は「町内会員以外は意見を言う資格はない、騒音に該当しない」と繰り返す。

それからは徐々に嫌がらせへと発展。陰口を言い合う母親の声も室内まで聞こえた。逃げるように毎日外出していた今野さんは心療内科へ通院するように。それでも近所の人と顔を合わせれば挨拶をしていたが、無視は続いた。

やがて嫌がらせはエスカレート。ある住民男性は無言でにらみつけ、バイクや車のエンジンを吹かして通り過ぎるようになった。暴言を吐かれ、脅迫状すら届く。「山の中に引っ越せば」「病気を盾にした自己中」と言われ、夫が家の前で住民に取り囲まれ警察ざたになったときには「今野さんがうるさいと怒鳴ってきた」と嘘をつかれた。薬は強くなり量も増え、ついに救急車で搬送された。

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