くらし情報『“痴漢レーダー”でわかった、悪質すぎる手口と被害が多い駅・増えるタイミング』

2020年7月2日 05:00

“痴漢レーダー”でわかった、悪質すぎる手口と被害が多い駅・増えるタイミング

今後、社会情勢がある程度、正常に戻った後、モニターが専用アプリを実際に使って、痴漢行為を受けたと認識したときに通報ボタンを押す実証実験を行う予定です」

■痴漢防止の鍵は第三者にアリ

『Radar-z』もJR東日本の痴漢対策アプリも、加害者でも被害者でもない、第三者への働きかけを重視しているのが特徴的だ。

『男が痴漢になる理由』の著者で大森榎本クリニックの精神保健福祉部長・斉藤章佳さんは、こう指摘する。

「被害防止にあたっていちばん有効なのは“サイレントマジョリティー”と言われる第三者、被害者や加害者の周りにいる人たちへの働きかけです。彼らの多くは、痴漢は自分とは無関係だと思っています。第三者の問題意識を高めることで、痴漢を周囲から防いでいくことは重要です」

斉藤さんの所属するクリニックでは、痴漢や盗撮をはじめとした性犯罪加害者の治療に先駆的に取り組んでいる。’05年5月に出所後の性犯罪防止プログラムを始めて以来、2000人以上が治療プログラムを受けてきた。

「そのうち99%が男性で、さらに6割が4大卒で、妻子もいるサラリーマン。この層が最も多いです」(斉藤さん)

プログラムを受けた加害者の多くは自分の加害行為が性暴力であるという認識に乏しく、痴漢をしても「ちょっと触っただけ」

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