「急に病気にかかったように思えても、実は身体の中ではずっと前からジワジワと進行していることがほとんどです。健康診断でひっかかるのはかなり進行してからということも少なくありません。どの時点で気づくかが重要です」
そのためには日ごろから自分の身体の状態を知ることが大切。夜ではなく、朝にチェックすることがオススメ。
「すっきり起きられたか、夜中に息苦しかったり、トイレに立ったりして頻繁に目が覚めていないか、寝汗をかいていないか。さらには、気分のよしあし、肌、顔、目、舌、尿、便のそれぞれの色や形、手足のむくみなどをチェックしてみてください。いつもと違うところはないか比較することで病気のサインに気づくことができます」
メイクや着替えのときもチェックができる。
「化粧をしているときには顏や頭髪、着替えるときには身体の皮膚の状態がチェックできます。それぞれ10秒もかからないと思いますよ。友人に、化粧のときに鼻の頭にちょっとしたできものを見つけたので、気になって病院へ行ったら、皮膚がんといわれた人がいます」
それでは、自分でチェックできるサインを教えてもらいましょう!
病気のサイン:眉が薄くなった
1.『橋本病』
「メイクをするとき眉毛の量をチェックしてみてください。
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