くらし情報『内海桂子さんが語っていた独自の“死生観”「人は死んだ後も生きた証を残す」』

2020年9月9日 08:00

内海桂子さんが語っていた独自の“死生観”「人は死んだ後も生きた証を残す」

内海桂子さんが語っていた独自の“死生観”「人は死んだ後も生きた証を残す」
内海桂子さん
8月22日に亡くなった内海桂子さん(享年97)。

「死ぬ間際になっても、ハーハーフーフー苦しむことなく、目をつむる寸前まで私は元気だと思う。92歳にもなれば、具合が悪い日だってありますよ。でもね、弱音は絶対吐かない。年をとったからって、自分を甘やかしちゃダメなんです」

内海さんが5年前、『週刊女性』に語っていた独自の“死生観”とはーー。

■働いて稼ぐことは当たり前だから

私の学歴は小学校3年生中退。母親が実父と別れて、実家の理髪店で働いていた職人さんと再婚したんだけど、その人の稼ぎじゃ家を借りる敷金20円が払えない。だから「私が奉公に出る」と言って、神田のそば屋で働き始めました。

仕事は3つ下の坊ちゃんの子守り。数えの10歳で親を助けていたんですね。4回結婚した母は、いくらお金を渡しても1週間で「なくなっちゃった」と言う人でね。でも、恨んだりはしていません。働いて稼ぐことは当たり前だと思っていたから。

12歳のとき、「生きていくためには何か習い事をしたほうがいい」と母にすすめられて、三味線と踊りを習いました。月謝は自分で稼ぎます。

近所の鼻緒屋さんで下駄や前壷を糸で留める仕事をして1日10銭。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.