くらし情報『「日本一儲ける鉄道会社」JR東海が赤字に大転落、リニア中央新幹線はどうなる?』

2020年9月19日 06:00

「日本一儲ける鉄道会社」JR東海が赤字に大転落、リニア中央新幹線はどうなる?

品川~名古屋の運賃・料金は、リニア中央新幹線の方が667円(税抜き)高くなる予定だ。東海道新幹線から5,192万人の乗客がシフトすれば、それだけで340億円の増収になる。新型コロナウイルス前の乗客数を基準にすると、東海道新幹線利用者の約3割がシフトする計算である。

ここまでで1,030億円の増収になる。それだけでなく、新規需要の誘発、高速道路からのシフト、山梨県、長野県でのリニア中央新幹線の新駅開業、東海道新幹線での「ひかり」「こだま」の増発と、他にも増収要素はある。

一方、品川~名古屋が開業するまで、JR東海は巨額な投資に耐えられるのか。

JR東海は、国鉄からの債務を引き継ぎ、事実上の長期債務残高を5兆円以上も抱えて発足した。それを30年弱で2兆円以下にまで圧縮している。つまり、5兆円の長期債務残高を乗り越えた実績があるのだ。これを一つの目安として、リニア中央新幹線の建設でも長期債務残高を5兆円以下に抑える計画だ。

さらに、安心できる材料がある。

JR東海の旅客運輸収入は、景気拡大を追い風として、この10年で約3割も増加している。経営体力が大幅に強化されただけでなく、東海道新幹線の利用者が増大したことで、リニア中央新幹線の開業効果も大きくなった。

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