くらし情報『「日本一儲ける鉄道会社」JR東海が赤字に大転落、リニア中央新幹線はどうなる?』

2020年9月19日 06:00

「日本一儲ける鉄道会社」JR東海が赤字に大転落、リニア中央新幹線はどうなる?

事業環境は好転した。

また、リニア中央新幹線の建設に財政投融資が活用されることが決まり、総額3兆円を約30年間固定・低利で借り入れた。これにより金利上昇のリスクがなくなった。

■それでも拭えない不安要素

ところが、新型コロナウイルスが事態を一変させる。

東海道新幹線はビジネス利用が多い。東海道新幹線の利用者は激減しているが、それだけビジネスマンが出張を控えたということだ。この経験は、多くのビジネスマンにとって出張を見つめなおす機会となった。わざわざ出張しなくても、Web会議で十分な場面が多いことを学んだのだ。

直接会うことで、相手の状況を深く理解できたり、何気ない会話が課題解決のヒントになったりもする。出張の重要性も再認識されたが、Web会議は、移動によるロスもなく、会議室を探す手間も必要なく、効率的に設定できる。

出張はゼロにはできないが、出張を大幅に減らしても、生産性を下げることなくビジネスを遂行できることが分かった。これが多くのビジネスマンが得た知見であり、私自身の実感でもある。そうなると、ワクチンや治療薬が開発されたとしても、今までの出張需要が戻るとは思えない。

JR東海の運輸業を黒字ベースにするには、最低でも、ドル箱の東海道新幹線を前年比5割にまで回復させる必要がある。

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